前回の記事で、筋膜注射と電気治療を1か月続けても良くならず、MRIの予約を取ったところまで書いた。今回はそのMRIの結果と、そこから転院を決意するまでの記録になる。
この記事で書くこと
MRIの結果は想像していた通り腰椎ヘルニアだったこと。先生から薬・神経根ブロック注射・手術の3択を提示されたこと。そして理学療法士への説明ミスをきっかけに、転院を決意したことを記録しておく。
あらゆる方法で、自分の症状を調べていた
坐骨神経痛の症状を発症してから、わたしはYouTubeやネット、AI、書籍まで、あらゆるものを調べ尽くしていた。自分なりに原因を突き止めたかったのだと思う。
調べれば調べるほど、候補はいくつか絞られてきた。腰椎ヘルニアか、梨状筋症候群か、ハムストリング付着部炎か、あるいは仙腸関節炎か。素人なりに、症状と照らし合わせては可能性を消去していった。
なかでも決め手になったのが、前屈するとお尻が痛くなるという症状だった。この特徴から、おおかた腰椎ヘルニアではないかと、自分では想像をつけていた。
MRIの結果は、想像していた通りだった
そして迎えたMRIの結果。結果は、自分の予想通りだった。腰椎ヘルニアだと診断された。
正直なところ、驚きはなかった。むしろ「やっぱりそうだったか」という、答え合わせのような感覚のほうが強かった。あれだけ調べていたのだから当然かもしれないが、素人の想像が的中したことに、少し複雑な気持ちにもなった。
先生から提示された「3択」
診断結果を受けて、先生から提示された治療の選択肢は3つだった。薬による治療、神経根ブロック注射、そして手術。この3つしかない、という言い方だった。
薬にせよ神経根ブロック注射にせよ、結局はその場しのぎ的なものだという説明のされ方だった。話の流れからすると、この先生としては、結局は手術しかないと考えているようだった。
この先生は、かなり事務的な対応だった。悪い人ではないのだろうが、正直なところあまり良い印象は持てなかった。診断自体は的確だったのに、なぜかそのあと通院を続ける気持ちにはなれなかった。
転院を決めた、決定的な理由
薬・注射・手術の3択を提示されたこと自体は、まだ受け止められた。転院を決めた決定的な理由は、別のところにあった。それは、理学療法士に対する先生の指示の言葉だった。
ある日、理学療法士とのやりとりの中で気づいたのだが、先生はわたしの症状を、ヘルニアではなく脊柱管狭窄症だと間違えて理学療法士に伝えていたのだ。
週に1回しか通っていないわたしは、先生からすれば大勢いる患者のうちの一人にすぎない。それは仕方のないことだとわかっている。それにしても、少し考えてしまう出来事だった。
たしかに、電気治療という処置そのものは、狭窄症だろうとヘルニアだろうと大きくは変わらないのかもしれない。それはわかる。しかし、患者を大量生産するようなさばき方は、自分はどうしても好きになれなかった。
この時に思ったこと
診断名を取り違えられたまま治療方針が決まっていくことに、不安を感じた。処置の内容が同じでも、自分の病名を正しく把握してもらえているかは、通院を続けるかどうかを判断する大事なポイントだと思う。
そのため、注射にせよ薬による治療にせよ、他の整形外科で受けようと決めた。診断そのものは間違っていなかったとしても、その先の向き合い方に納得できなければ、通い続けるのは難しいと感じた出来事だった。
よくある疑問に、わたしの経験から答えると
QMRIでヘルニアと確定したら、必ず手術になりますか?
わたしが受けた説明では、薬・神経根ブロック注射・手術の3択でした。保存的な治療から試すのか、手術に進むのかは、症状の重さや医師の方針によって変わると思うので、詳しくは主治医に相談してください。
Q医師が診断名を勘違いしていたら、転院すべきですか?
わたしの場合はそれが転院の決め手になりました。処置内容自体は変わらないケースもありますが、自分の病状を正しく把握してもらえているかどうかは、通院先を決めるうえで大事な基準になると感じています。
同じように診断結果と向き合っている人へ
今回の出来事をまとめておく。
- MRIの結果は想像していた通り腰椎ヘルニアだった
- 先生から提示された治療の選択肢は薬・神経根ブロック注射・手術の3択で、実質は手術を勧められている印象だった
- 理学療法士への診断名の伝え間違いをきっかけに、転院を決意した
同じように診断結果を受け止めている人、今の通院先に何となく違和感を持っている人に伝えたい。処置の内容が同じでも、自分の病状をきちんと把握してもらえているかは、通い続けるかどうかを決める大切な判断材料になると思う。